専門学校トップ > 2011年度学科紹介 > ダンス学科

ダンス学科

“ダンスが好き”の情熱は、誰にも負けない。

「踊ることが何より大好き!」「ダンスを将来の仕事にしたい!」
そんな想いに応えるのがダンス学科。
経験者はさらに上のレベルを目指して、初心者の方でも基礎のステップから学び、
プロフェッショナルダンサーとしての実力を身につけていきます。
またトップダンサーによる講義・レッスンに加えて、
大手芸能プロダクションによるオーディションなど、
プロになるためのチャンスが数多く準備されています。
この学科で、2年間ダンスざんまいの学生生活を送りながら、
人々に感動と夢を与えられるプロダンサーを目指してください。

目指す未来の仕事

●ステージダンサー
●プロダンサー
●ダンスインストラクター
●テーマパークダンサー
●バックダンサー
●ミュージカルダンサー
●振付師 他
ワーク&スタディ Work&Study

キミのダンスをエンタメ業界へアピール!学内公開オーディション開催!

エンタメ企業が70社以上来場!

本校独自のデビューサポートシステムのひとつである、学内公開オーディション。
大手芸能プロダクションや、ショービジネス各方面との強いつながりを活かしたこのオーディションには、多数のエンターテイメント企業が来場。
在学中から、自分のダンスをプロへアピールすることでデビューへの道を広げています。

テーマパークなどのショー企画を手掛けるAMJ Enterspace Incと産学協同プロジェクト始動!

ショービジネスのチャンス!

大手テーマパークや各種イベントでのダンスショーの企画制作、
プロモーションビデオのプロデュースなどを手掛けるエンターテイメントプロダクション
AMJ Enterspace Incと本校の産学協同プロジェクトが始動!
ダンサーになりたい夢に向かって、本校で学ぶ学生たちを様々なカタチでバックアップします。

株式会社A・M・J エンタースペース 代表 : 中間 裕子先生

大手テーマパークや各種イベントの企画&制作&運営を行なうエンターテイメントプロダクション。代表を務めるのは、宝塚歌劇団OGであり、東宝ミュージカル主演経験を持つ舞台総合芸術家の中間裕子先生。テーマパークでのステージショーやパレードの演出振付、ディズニー・オン・クラシックやアリーナツアーコンサート(BoA)の演出振付など、様々なイベントで作品を手掛ける。

在学中から、ステージデビュー!日本最大のテーマパークに出演!

ダンス学科の2年生が、舞浜にある最大手テーマパークで
ステージデビュー! テーマパーク内で開催されるミュージック・フェスティバル・プログラムの中の「ダンス・ショーケース」で、
一般のお客さまを前にダンスパフォーマンスを披露しました。

高校生のダンス部選手権「DANCE STADIUM」 にゲスト出演!

めぐろパーシモンホールにて開催された、
参加総数45校という高校生のためのダンス部選手権「DANCE STADIUM」関東大会。
そのステージにおいて、本校在校生と本校講師の
KO-TANG先生がスペシャルゲストとして出演しました。

DJ KAORIさんのCM撮影に、ダンサーとして在校生が出演!

パーティー・シーンのトレンドセッターとして
世界中をロックしてきたミックスDJ、DJ KAORIさん。
2009年5月に発売されたCD『DJ KAORI’S PARTY MIX』の
CM撮影に、本校ダンス学科の在校生ダンサーが参加。
DJ KAORIさんの曲に合わせて踊る
パーティー・ピープルとしてパフォーマンスを担当しました。
メジャーアーティストと共演し、
プロの映像クリエイターたちに囲まれた中での
パフォーマンスは、参加した在校生ダンサーたちにとって、
プロの現場を肌で学べる貴重な経験になりました。

DJ KAORI
NYでHip Hop DJ、FUNKMASTER FLEXの目に留まり、彼が率いるDJ集団「Big Dawg Pitbulls」に唯一の女性DJとして迎えられる。マライア・キャリー、P・ディディといったアーティストやスーパーセレブなどのパーティDJのオファーも受ける。
また、ミックスCD以外にも、歌手としての活動や、Double、安室奈美恵などのリミックスを手掛けている。

音響学科やメイク学科とコラボ!多くの観客を集めたダンスショー!

ダンス学科では、他学科とコラボレーションすることで、
多くの公演・イベントを開催しています。
例えば、音響学科スタッフの企画によるダンスショーや、
メイク学科とコラボレーションした特殊メイクダンスショーなど、
様々なダンスイベントに出演することで、
ステージ感覚と表現力を身につけていきます。

テーマパーク、アーティストPV、ショー…、ダンサーとして、先輩が続々デビュー!

次にデビューするのはキミの番です!

東京ビジュアルアーツのデビューサポートシステムや各種オーディション参加によって、
多くの先輩たちがダンサーとしてデビュー!
エンターテイメントの業界で活躍中の先輩の一部をご紹介します。

印南 由衣
加藤ミリヤの
バックダンサーとして
全国ツアーに出演!
印南 由衣
東京ビジュアルアーツの同級生たちと組んだチーム「めぐらー★」で、調布ストリートダンスコンテスト優勝。また、チーム「AND_ROID」でも、コンテストやクラブに出演。2009年、加藤ミリヤのバックダンサーとして、日本武道館を含む全国公演に出演。
谷口 亜弓
日本最大の
テーマパークで
ダンサーデビュー!
谷口 亜弓
3才からクラシックバレエを習い、「ダンスを仕事にしたい」と東京ビジュアルアーツに入学。2008年から日本最大のテーマパークでダンサーとして活躍中。
宇田川 友美
「マッスルミュージカル」 
でダンサーデビュー!
宇田川 友美
卒業後ダンスインストラクターとして活動しながら、イベントやアーティストのバックダンサーを務める。現在は「マッスルミュージカル」のダンサーとして、メダリストやプロアスリート、パフォーマーとともに渋谷を中心に全国各地で開催される公演に出演している。
板橋 武
在学中から、
ツアーダンサーとして
デビュー!
板橋 武
在学中から「ケツメイシ」のツアーダンサーや「Mr.Children」のPVに出演。卒業後、日本最大のテーマパークのダンサーとしてデビュー。
泉水 勇輝
w-inds.の
バックダンサーとして
「レコード大賞」などに出演!
泉水 勇輝
中学よりブレイクダンスを始め、東京ビジュアルアーツにはリスペクトするダンサー・佐久間浩之先生が講師であること聞き入学。卒業後はダンス&ヴォーカルユニットの「w-inds.」のバックダンサーとなり、以来ツアーへの参加などを中心に、ダンサーとしての活動を積極的に続けている。
小川浩二(KOJI・写真左) 『WILD VIRUS』(ワイルド ウイルス)
「NEXT MOVEMENT」
 でFINALISTに選出!
小川浩二(KOJI・写真左)
『WILD VIRUS』(ワイルド ウイルス)
本校卒業生のKOJI(小川 浩二)・KATU(中嶌克仁・写真中央)と、ダンス仲間のTAKEとで結成。’09年movement主催のダンスコンテスト「NEXT MOVEMENT」でFINALISTに選ばれる。個人では、インストラクター・バトルイベントでの多数入賞。
海谷 ひとみ
在学中から
テーマパークで
ショーデビュー!
海谷 ひとみ
2歳からモダンバレエを習い、11歳から器械体操を始める。
その特技を活かし、東京ビジュアルアーツ在学中から日本最大テーマパークのイベントやショーに出演。
松井 麻実
バックダンサーや、
インストラクターとして
活躍中!
松井 麻実
主な活動に、サンリオピューロランド出演、サザンオールスターズバックダンサー出演、郷ひろみライブパフォーマンス出演、Meiバックダンサー 、ベースカウントダウンライブGUEST出演など。現在はインストラクターとしてダンサー育成にも力を注いでいる。

各ダンスジャンルのトップダンサーがプロの技術をキミに教えてくれる!

あの有名ダンサーが直接レッスン!

東京ビジュアルアーツでは、第一線で活躍するプロのダンサーの方々が講師陣にラインナップ!
有名アーティストの振付や、ミュージカルの振付などを手がける一流の講師陣から、
日本のみならず世界でも通用するプロの技術を学びながら、ダンスに対する知識と個性を磨き、個々のスキルアップを目指します。

佐久間 浩之
佐久間 浩之 
ダンサー/HIPHOP・BREAK・他ストリートダンス全般
’86年「全米ダンスコンテスト」優勝。’98年「U・Kブレイクダンスチャンピオンシップ」優勝。世界一となる。’99年ドイツ「BATTLE OF THE YEAR」世界大会2年連続Best Show獲得、’01年フランス「HIP・HOPワールドカップ」第3位など、世界中のダンスコンテストで多数の実績を持つ。現在、SMAP、安室奈美恵、w-inds.などのコレオグラファーとしても活躍中。
mankey
mankey 
ダンサー/HIPHOP・Krump・new school
バックダンサー、CM出演、コンテスト優勝経験多数。 SPEED、DA-PUMPなどの振付、ダンサーなども務める。 ’99年にHIPNOTIC BOOGIEを結成、ZEEBRAのツアーやPVなどにも出演。またKAMIKAZE CLOWNZ(Tommy the clown公認のチーム)を結成。映画RIZEの公開イベントへの出演やほかにも様々なイベントオーガナイズも手掛けるなど、幅広く活動中!!
SORI
SORI 
ダンサー/LOCK・HOUSE
ダンスチーム「The Alphabet Kid's」、「SHUFFLE!!」結成後、首都圏を始め全国的に行われている様々なダンスコンテストにて優勝経験多数。また三浦大知の専属バックダンサーとしてもライブやツアーに出演中!フランスで行われた世界大会JUSTE DEBOUT 2007でBEST4、2009で優勝の結果を残し世界的にも活動を始めている。
SHOTA
SHOTA 
ダンサー/POP・HIPHOP
倖田來未、三浦大知、KREVAのバックダンサーを務め、現在AFROISM(アフロイズム)という、POPダンスチームで活動中。都内、地方とわずダンスイベントで多数ゲスト出演。コンテストでは多数、優勝。また、チームでテレビ、DVD、ボランティアイベントなど様々な分野に出演。個人でもテレビ、CM、映画、振付、バックダンサー、などジャンルを問わず様々な分野で活動中。
RIE
RIE 
ダンサー/Girls HIPHOP
倉木麻衣、伊藤由奈などのバックダンサーとして活躍。7歳でモダンバレエを始め、18歳でストリートダンスを始める。’04年には「WMDJ GIRLS STREET DANCE CONTEST」優勝、’05年「Real Movement vol.14」準優勝など数多くの賞を獲得している。その他ダンスのDVD出演やアーティストのPV、振付なども担当。現在は、チーム「in Style」としてClubイベント、発表会などにも多数ゲスト出演し活動の幅をさらに広げている。
KO-TANG
KO-TANG 
ダンサー/HIPHOP
HIPHOPユニット「THE TEAM」として活動。「ソニーミュージックダンスコンテスト」優勝や、「Dance@Live HIPHOP SIDE」準優勝、「Dance@Live Special PARK」優勝、「MASTER GRADEフリースタイルソロバトル vol.3」優勝など数々のダンスコンテストで受賞。「KAT-TUN」のPVダンサーや、ダンスコンテストの審査員などもつとめる。
JIME
JIME 
ダンサー/ビバップ・HOUSE
「Repoll:FX」のメンバーとして活動。日本では数少ないビバッブの指導者の1人。ストリートダンスコンテストの最高峰「JAPAN DANCE DELIGHT」において、’06年と’08年に二度の準優勝を獲得。日本テレビ系「スーパーチャンプル」や、NHK朝の連続テレビ小説『瞳』にも出演。
YUKIPPE
YUKIPPE 
ダンサー/HIPHOP・ミドル
清貴、モーニング娘。、AZIAN BLACKなど、数々のバックダンサーを担当。そのほか、RYTHM BEAUTY COLLECTIONのヘアモデルダンサーや、ワールドダンスコロシアムにも出演。現在は、パワフルなオリジナルダンスパフォーマンスを行う女性4名によるHIPHOPダンサーチーム「PUZZLE」のメンバーとして東京・千葉・大阪・沖縄などで活動中。
山本 正志
山本 正志 
ダンサー/テーマパーク・シアターJAZZ・コンテンポラリー
日本最大のテーマパークダンサーとして活躍し、ダンサー育成にも力を入れている。プロダンス集団「World Peace JAM」を主宰し、各種イベントやダンス公演のプロデュースから出演をこなす。単独のダンスイベントでは、2,000名を動員するなど数々の実績を残し、テレビやCMでも活躍中。JAZZだけではなく、バレエ、モダン、コンテンポラリー、クラブジャズなどのほか、ベリーやサルサ、フラなどの文化舞踊にも力を入れる。
大谷 美智浩
大谷 美智浩 
ミュージカル俳優/演出家/脚本家
主な出演作品に東宝ミュージカル「レ・ミゼラブル」「エリザベート」
「MOZART!」など。ミュージカル俳優として活躍のほか演出家・脚本家としても数々の作品を手かげる。’05年に制作集団「Big Valley」を設立、自作の上演を中心にプロデュース公演も行っている。
小沼 葉子
小沼 葉子 
ダンサー/バレエ・モダンジャズ・ピラティス
6歳よりクラシックバレエを始め、その後ジャズダンスも学ぶ。フランス、ニューヨークなど海外でもダンスを学びフリーとして活躍する。
少年隊ミュージカル「SHOCK」、SMAPミュージカル「ドラゴンクエスト」など数々のミュージカルに出演。ミュージカルだけでなくテレビ、CF、各種イベントで幅広く活躍している。またミュージカルの振付やダンススタジオでの講師も務めている。
盛合 大介
盛合 大介 
ダンサー/STREET JAZZ・コンテンポラリー
氣志團ツアーダンサー、堂本光一デビューシングル「Deep in yor heart」バックダンサーなどアーティストのバックダンサーから、NHK「紅白歌合戦」、劇団四季「九郎衛門」、ミュージカル「こちら葛飾区亀有公園前派出所」、NTT DoCoMo「505iS」など舞台やCMでもダンサーとして出演するなど幅広く活躍中。また日本最大のテーマパークダンサーも務める。
歯黒 まなみ
歯黒 まなみ 
ダンスインストラクター/
クラシックバレエ・ピラティス
6才よりクラシックバレエを習い、石井清子に師事。元テーマパークダンサーとしての経験を活かし、ピラティスインストラクター、クラシックバレエ講師、パフォーマンストレーナーとして幅広く活躍。STOTT PILATES マット&リフォーマー認定インストラクター。
小高 ありさ
小高 ありさ 
ダンサー/クラシックバレエ・タップ・シアターJAZZ・パド ドゥ
’98年にオーストラリアンバレエスクールに入学。’00年、ロンドンスタジオセンターバレエ科に編入。帰国後、バレエ団やコンクールなどを経て、
大手テーマパークのレギュラーショーダンサーとして活躍中。English National Ballet「白鳥の湖」客演、London Studio Center Image「Star&Stripes」プリンシパル、Viana Festival Ballet Company「眠りの森の美女」ブルーバードなど多数出演。
青山 純子
青山 純子 
ダンサー/シアターJAZZ・TAP・社交・タヒチアン
専門学校卒業後、テーマパークダンサーとしてパレードやイベント、そして多数のレギュラーショーに出演。’01年には、プロダンサー集団のダンスチーム「World Peace JAM」結成。’05年にはダンススタジオ「WPJ Dance Style」を立ち上げ、現在も日本最大のテーマパークにて活躍中。
木村 美可
木村 美可 
ダンサー・ヴォーカリスト/ダンス&ヴォーカル・シアターJAZZ・JAZZ
プロダンサーを務めながら、その歌唱力とダンス力を活かし、数々の舞台に出演。「Tokyo funky5」というユニットを結成し、「Amazing grace」「Oh, happy day」などのゴスペルソングをファンキーなアレンジで歌いあげる。

Dancer's Special Interview

バックダンサー、ダンスインストラクター、テーマパークダンサーなど、プロのダンサーとして活躍する場が広がっている現在、
その舞台に立つためにはいったい何が必要なのか。そして、東京ビジュアルアーツの2年間をどのように過ごすべきなのか。
当校ダンス学科の講師であり、ストリートダンスの第一人者である佐久間浩之さんと
当校の卒業生であり、現在『w-inds.』のバックダンサーを務める泉水勇輝さんに語ってもらった。

佐久間 浩之  Hiroyuki Sakuma  東京ビジュアルアーツ ダンス学科講師

1961年生まれ。山口県出身。東京ビジュアルアーツダンス学科講師。日本ストリートダンス界の草分け的存在。あらゆる種類のストリートダンスからジャズ、バレエに至るまであらゆるジャンルのダンスをこなす。24歳で単身渡米し、ストリートダンスを習得。ニューヨーク・アポロシアターで開催されるアマチュアナイトに出演して日本人初のパフォーマーとなる。『安室奈美恵』、『w-inds.』ほか数々のアーティストの振付も担当している。また、世界最高峰のブレイクダンスコンテストに優勝した「SPARTANIC ROCKERS」としても活躍している。

ダンサーの仕事は、年々幅が広がっている。一生の仕事として考えていい時代に入っている。

佐久間「この10年でダンサーが日本で認知されて、5年位前から『職種・ダンサー』でクレジットカードがつくれるようになった。やっと社会的に認められたかなと思う。ひと昔前は、アルバイトをしながらの『自称・ダンサー』がほとんどだったから」
泉水「最近、ダンサーの仕事の幅は広がっていますよね」
佐久間「需要が増えてるから、幅も広がる。まず、ダンス教室が多くなった。ストリートダンスを教える教室は昔は都内で1軒か2軒程度だったのに、今は100軒を超える勢いで増えている。仮に、週30コマのクラスがあったとしたら、単純計算で100軒の教室に3000名のインストラクターが必要になる。教室で教えることも立派なプロの仕事。もちろん、泉水がやっているバックダンサーも間違いなくプロの仕事だけど」
泉水「プロとしての経験を積んできて、大事だなと思ったのは観客から観られているという意識を持つこと。バックダンサーだから誰も見てないと思ったらクオリティの高いダンスはできない。だから、僕は観客が自分のために来たと思って踊ります。そうすると緊張感もあって楽しめる。舞台に出るまでは緊張するんだけど、ステップを踏んだ瞬間に鳥肌が立つほどの楽しさに変わる。それは何にも変えがたいものですね」
佐久間「ダンスの仕事は一生できる。僕はそれを証明したいと思っているから、今も踊り続けている。踊り続けていると新しいことが見つかるという理由もあるけれど。30年踊っていても、新たな発見があるのがダンス。それだけ奥が深い。だから、ダンスは芸術なんだよ」
泉水「ただ、プロとしての厳しさもありますよね。自分の好きなダンスだけでは仕事はできないとか」
佐久間「そこがアマチュアとプロの大きな違い。『○○さんの振り付けをお願いします』と僕に依頼が入ったとき、マネージャーさんは必ずこう付け加える。『簡単でカッコいいのを』と。そんなのあるわけがない。でも、そこでできないといったらプロとはいえない。僕が得意なものでなくても、経験のなかで得てきたものから創り上げる。やりたくない仕事でも、手を抜かずにやり遂げるのがプロなんだよ。だから、ダンスに対して努力し続けることが大事。努力しなくなった人間が通用する世界じゃない。ダンスは常に進化しているから、止めたり、怠けたら終わりといってもいい。1週間旅行に出かけてダンスしてなかったら、力はガタッと落ちる。追いつこうと思ったら、普段の3、4倍はやらないといけないね」
泉水「確かにそうですよね。僕はそれに加えていろんなダンスイベントや音楽にふれるのも自分のダンスを進化させると考えています」

種をまいてすぐ咲く花はない。ダンスも同じ。だからこそ、上手くできた時の喜びは半端じゃない。

泉水「プロになって実感した佐久間さんの言葉があるんですよ。『ダンサーである前に、ちゃんとした人間になりなさい。ダンスだけが上手くてもプロのダンサーにはなれない』。その言葉を聞いたときにはそれほどピンと来なかったんですけどね」
佐久間「プロになる前に、ちゃんとした社会人になりなさいということ。ダンサーである前に、守らなければいけない社会のルールがある。時間に遅れない、挨拶はしっかりするとか。そういうこともできないで、プロのダンサーになれるわけがない。でも、若いうちは聞いても右から左に流れていくけどね」
泉水「当時の僕はそうだったと思いますね(笑)」
佐久間「習うことは、常に後付けで気づくものなんだよね。ダンスだって習ってすぐできるものじゃない。何度も練習を重ねて踊り続けて、習ったことが後付けで理解できる。それがわかったときに、初めてその人は成長できる。花を育てるようなものなんだよね。種をまいてすぐには咲かない。水をあげて、じっと待ってやっと咲く。その瞬間、何ともいえない喜びがある。それを一度でも味わったら、また次の花を咲かせたいと思う。でも、一輪の花も咲かせていない人は何がいいかさえわからない。ダンスにも同じことがいえる。床に身体を打ちつけたり苦しいけれど、できたときの喜びが半端なものではない。それだけで僕は何十年も踊り続けている」
泉水「僕もヘッドスピンを練習するときには、足よりも頭で身体を支えている時間のほうが長い。それぐらい練習しないと踊れないからです。もちろん痛いです。でも、踊れたときの快感は計り知れないですね」
佐久間「だから、痛みに耐えられる。東京ビジュアルアーツには、そんなダンスの魅力を味わえる2年間がある。だから、もし挫折したとしてもリカバーできる時間がある。それは最大のメリットだと思う」
泉水「受け持った学生一人ひとりを講師がしっかり見守ってくれる。それも東京ビジュアルアーツのよさですよね」
佐久間「ダンスを教えると同時に、必ずメンタルケアも行うのが僕の教育方針。だから、学生一人ひとりに合った適切なアドバイスを送る。ほめて伸ばしたり、少し挫折させてフォローしたり。入学してきた学生には卒業までにダンスの魅力を十分に味わって欲しいからね」
泉水「卒業生としては、東京ビジュアルアーツでしか学べないことがたくさんあったと思います。僕はすべてのダンスが好きだったので、いろんなジャンルを学べたのが何よりもよかった。授業以外でも学校に仕事の依頼が入って、学生の頃からプロの現場にふれる機会があったり。そういう経験ができるのも東京ビジュアルアーツだからだと思いますね」

泉水 勇輝  Yu-ki Izumi『w-inds.』 バックダンサー   2004年 卒業

1983年生まれ。沖縄県出身。入学前から佐久間氏に憧れ、東京ビジュアルアーツに入学。佐久間氏もその資質と高いセンスを認めていたからこそ、「放っておいていい」とほとんどアドバイスをすることはなかったという。「ダンスは見て盗むもの」と考えていた彼は、佐久間氏のダンスをどんどん吸収していく。その結果、海外研修旅行で訪れたニューヨークのアポロシアターで衝撃を与えることに。佐久間氏も優勝経験のある「アマチュアナイト」に飛び入り参加し、観客を魅了、そして優勝する。現在、『w-inds.』のバックダンサーとして着実にプロとしての地位を確立しようとしている。