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ユネスコ=国連教育科学文化機関の親善大使に、映画監督の河瀬直美さんが、日本人女性として初めて任命されました。

河瀬直美さんはこれまで、世界3大映画祭の1つ、フランスのカンヌ映画祭で、最高賞に次ぐグランプリを受賞するなど世界で活躍する映画監督として知られています。

ユネスコは、河瀬さんが、女性に焦点をあてた映画や映像制作を通じて、文化産業でジェンダーの平等に貢献したと評価し、25日、親善大使に任命しました。

パリのユネスコ本部で開かれた任命式でアズレ事務局長は「ユネスコ親善大使として文化におけるジェンダーの平等などに向けて共に働けることを、うれしく思う」とあいさつしました。

河瀬さんは「私たちは人生をおう歌する権利を持っているけれど、女性を含む小さな声がかき消されている現実も見受けられる。多様な声、価値観に光をあて、命のきらめきに気付かなければならない」と述べました。

河瀬さんは今後、親善大使として、アフリカから、若手の女性映画作家たちを日本に招き、映画づくりを通じた文化交流などを行う予定だということです。

ユネスコ親善大使には世界各国の芸術家や著名人などおよそ60人が任命されていて、河瀬さんは日本人としては5人目、日本人女性としては初めてになります。

詳しくはコチラをご覧ください。

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