2024/06/14
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舞台、映画、テレビドラマなどのメディアにおいて、脚本に基づいた役やキャラクターを演じることを職業とする「俳優」。
物語の登場人物として、時には涙で、時には笑いで、時にはセリフがなく表情だけで...。台詞や動作、感情表現を通じて観客や視聴者に物語を伝え、さまざまな感情を引き起こす役割を果たします。
アイドルやミュージシャンとは異なり、自分自身の経験を役に投影させたり、役になりきったり...と様々なアプローチをして演じることが使命である俳優。体一つで表現し、自分のすべてを使って伝えるプロであるともいえます。
俳優の年収は非常に幅広く、経験や知名度、出演作品の種類によって大きく異なります。 新人俳優の場合、初めは小さな役やエキストラからスタートするため年収は一般的に低く、年間数十万円から数百万円程度。アルバイトをしながらオーディションを受けたり作品に出演するということも珍しくありません。
ある程度の経験を積んだ中堅俳優の場合、年収は数百万円から数千万円に達することがあります。 ドラマや映画での主要な役を獲得できるようになると、報酬も上がります。
知名度が高いベテラン俳優や有名俳優の場合、出演料だけで数百万円も当たり前。年収は数千万円から数億円に達することもあります。
高校を卒業した後、劇団の研究生になったり、芸能事務所に所属してオーディションを受けることも可能ですが、そもそもの演技力がなければ話になりません。
演技力を身につけるために演劇に特化して学ぶことのできる専門学校や、演劇学部などを持つ大学に進学し、演技の基礎、声の使い方、身体表現、シーンの分析などを学びます。 専門学校では現役で活躍するプロから直接学べるのはもちろん、映像学科や写真学科とのコラボ授業などで在学中から映像作品に出演する機会があったり、制作中の商業作品に参加するチャンスがあったりと経験を積むこともできます。
また、最近人気の2.5次元舞台などは、専属のメイクアップアーティストがいない作品もあり、自分で化粧を施す必要があるためメイクの授業が受けられる学校もあります。 事務所やエージェントに所属することで、俳優のキャリアをサポートし、適切な役に推薦してくれます。また、より多くのオーディション情報を得ることができ、自分をプロモーションしてもらうことができます。学校独自のオーディションを開催している学校では、個人で応募するよりも所属できるハードルが低くなっています。 在学中、卒業後問わず俳優としてデビューするためには作品のオーディションに参加し、合格しなければいけません。そのため、実際に舞台や映画、テレビのオーディションに参加して経験を積むことが重要です。自分の演技を披露し、小さな役からでもいいので仕事を勝ち取っていきます。多くの俳優は初めは小さな役やエキストラから始め、徐々にキャリアを築いていきます。
俳優になるために特定の資格はありません。芸術やクリエイティブな表現の一環であるため、技術や経験が重視される傾向にあります。
東京ビジュアルアーツ・アカデミー パフォーミングアーツ学科 俳優・タレントコース
演技力を学ぶのはもちろん、マルチな才能をもつ俳優として活躍するため、トーク力やMCスキルといったスキルも学ぶ東京ビジュアルアーツ・アカデミーの俳優・タレントコース。 芸能事務所やプロダクションの採用担当が審査をする学内の独自オーディションなど業界との太いパイプでデビュー率100%を実現!
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