映像クリエイターになるには
2024/07/19
目次
映像クリエイターの仕事とは?
感性と技術力で、人々の心に残る映像作品を生み出す
「動画を見るのが好き」「通学中や空き時間の息抜き」
動画についてこういう人も多いのではないでしょうか。動画は生活の中で欠かせないものとなっているといっても過言ではありません。
スマートフォンや配信サービスの進化により映像化が身近となった現代において、映像に関わる仕事は豊富にあります。その中で映像クリエイターの仕事は、映画やドラマ・バラエティなどのテレビ番組、CM、PV・MVなど、様々な映像コンテンツを制作する役割を担います。
チームで仕事をする場合は、映像監督や映像ディレクターなどが作品の企画などを行い、映像クリエイターは、撮影された動画を素材として、各種ソフトを駆使して編集をしたり、もしくはゼロからCG作成ツールなどを駆使して映像を作り上げていきます。
単独で仕事をする場合は、自分で企画を立てたり、スケジュール管理や撮影、音声収録にまで関わることも。いずれも、感性と技術力で自分ならではの映像を作るというやりがいのある仕事です。

映像クリエイターになるには?
映像クリエイターになるには、映像制作の知識とスキルを身につける必要があります。
「Adobe Premiere Pror」や「After Effects」といった編集ソフトを触りながら独学で学ぶことも可能ですが、色彩感覚やセンスなどは元から持っている人であればいいですが、専門機関で身につけることもできます。 大学の場合は芸術系の学部や映画学科、メディア学科などで、映像制作の基礎の他、映画学や一般教養などを幅広く学ぶことができます。
専門学校の場合、2年間という短期間で即戦力となるスキルを身につけるため、実習を中心に学んでいきます。現役のプロ講師や企業やプロダクションで働いているクリエイターが直接指導している学校も多いです。
また先ほどあげた編集ソフトのほか、3Dモデリングやアニメーションを作成するためのツールである「Autodesk Maya」、映画やテレビ業界で広く使用されている「Avid Certification」 、画像やグラフィックス編集ソフト「Adobe Photoshop」「Adobe Illustrator」など映像制作に関連したソフトは数多くありますが、どれも高価なものです。
専門学校の設備であればこういったソフトや機材が授業だけでなく個人制作でも使用できたり学割で安く購入することができます。
専門学校の強みとしては、産学連携や卒業生による業界との強い結びつきがあります。インターンシップに参加するなど、実際の現場で制作フローなど体験し、そのまま内定となることも。就職に特化していると言えます。
映像制作会社やプロダクションに所属後は先輩のアシスタントとして働きながら、映像クリエイターとしての経験を積んでいきます。
このほかにも、フリーランスとして働いたり自分で起業して活躍する人も。機材が揃っていれば自宅で仕事することもできるので、多様な働き方に対応しやすい側面もあります。
映像クリエイターになるために資格は必要?
就職活動の際、資格欄に書いてアピールできる資格としては下記が挙げられます。学生時代に資格を取得することで、自分のスキルを企業にアピールでき、就職後に仕事を習得する上でも役立ちます。
- ・CGクリエイター検定
- ・画像処理エンジニア検定
- ・動画編集検定
- ・映像音響処理技術者資格認定試験
- ・アドビ認定プロフェッショナル(Photoshop・Illustrator・Premiere Pro)
- ・色彩検定
映像クリエイターの年収はどのくらい?
年収は勤務形態(正社員、パート、独立業者など)、地域、スキルレベル、さらには勤務する会社の規模などによって異なります。 正社員なら映像編集業界で活躍している人の平均年収が580万円(厚生労働省提供 職業情報提供サイト「job tag」調べ) フリーランスで活躍している人の中にはさらに高い年収を得ている人もいますが、経験やスキルだけでなく人脈や人気度など求められるものも多くなります。
映像クリエイターの将来性は?
映画やテレビだけでなく、教育、マーケティング、イベントなど多くの業界で映像コンテンツの需要が高まっています。また、ストリーミングサービス、ソーシャルメディア、WEBサイトやオンライン広告などのデジタルコンテンツの需要が増加しています。これにより、映像クリエイターの活動範囲が広がっています。映像クリエイターの将来性は非常に明るいと言えるでしょう。
映像クリエイターに向いているのはどんな人?
- ・感性が豊かで、創造力がある人
- ・映像表現に情熱を持ち、新しいことに挑戦できる人
- ・チームワークを大切にし、コミュニケーション能力が高い人
映像クリエイターになるにはこの学科!
映像に関する全ての知識を身につけ「業界力」を養う
実習がメインのカリキュラムによりスキルだけでなくチーム制作で必要なコミュニケーション能力や想像力など現場で求められる力を磨いていきます。 さらに在学中からインターンシップなどで実際の現場を経験するので、最先端でリアルな経験を積み重ねられます。
映像クリエイターに関連する仕事
- ・映像作家
- ・映像プロデューサー
- ・CGクリエイター
- ・映像カメラマン
- ・VFXコンポジター
- ・3DCGデザイナー
- ・テレビプロデューサー
- ・テレビディレクター
- ・テレビカメラマン
- ・放送作家
- ・音声スタッフ
- ・映画監督
- ・脚本家
- ・スクリプター