ACTIVITIES OF CURRENT STUDENTS & GRADUATES在校生・卒業生の活躍

作品名 安全な宇宙の惑星でハロウィンパーティーをしよう
学科名 特殊メイク学科
作者 泉谷 華実
プロフィール

出身専攻・コース:特殊メイク専攻
卒業年月:2020/3/1
業態・事業内容:フリーランス

インタビュー

ズバリ!作品のテーマは?

「地球は新型コロナウイルスの影響でイベントを開いたり人が集まることが厳しくなってしまったため安全な宇宙の惑星でハロウィンパーティーをしようというコマーシャル」というテーマで作りました。


そのテーマにした理由を教えてください。

ハロウィンの動画コンテストに提出したため動画の内容はハロウィンで、その内容が安全な宇宙で宇宙人にハロウィンの文化を共有し、ハロウィンパーティーを宇宙で楽しみましょうというものにしようと思ってキャラクターのデザインはまず宇宙人がテーマになっています。学生の頃から現実にあるデザインとは離れた宇宙人やモンスターをテーマにすることが多かったです。動画はそういうのが好きだったというのもあり80年代のレトロフューチャーな映画の雰囲気を目指して制作しました。


作品に込めた「想い」を教えてください(誰に、何を伝えたかった、などもあれば)。

2020年はコロナ禍でイベントが中止になったり友達同士で集まるのも厳しかったりでなかなか楽しめるようなことがなかったので、実際に宇宙には行けないけどこれをみてコロナ後の楽しみを想像してくれたり、ワクワクした気持ちになれればいいなと思い制作しました。あれから2年が経ってイベントも徐々にできるようになって、個人的に開催した展示やこの動画を見てくれた友達やSNSで繋がった方達に動画で登場させた宇宙人の着ぐるみたちをオフラインでリアルに見せることができるようになったのはとても感慨深かったです。


一番チカラを注いだポイントを教えてください。

この作品は卒業後はじめて個人的に制作した作品ではじめての着ぐるみ製作だったので着ぐるみ全体に力を入れました。その中でも特に眼球は1番印象的にしたかったので目がいくような綺麗な目にしようと思い制作しています。そして発表形態が動画だったので動画の内容や"地球に向けて発信"という意味を込めて音声を英語にしたり画質を下げて現実との差を作ったり演出方法にもこだわりました。


完成までに苦労したこと、それをどのように乗り越えたか教えてください。

製作を全て一人で5人分+1つのぬいぐるみを工房ではなく家の自室で行ったので作業量と場所にはとても苦労しましたが最後まで環境は変えずにやっていました。今も作業は全て家でしているのでいつかアトリエを持てるように頑張ります。キャラクターデザインも学生の頃からいつも最初にすごく悩んでしまうので色々なクリーチャーを見て勉強してオリジナルを作れるようにしています。


今後の作品作りでチカラを入れていきたいことは?

自分自身がかわいいと思えて愛せるデザインのものを作っていきたいです。特殊メイクにも通じていますが自分が作ったキャラクターが意志を持って動いてくれていることに感動するので作るキャラクターにはちゃんと設定や生活が見えてくるような作り方や見せ方ができたらいいなと思っています。あとは技術面ではクラスの中でも上手な方ではなかったしまだまだ足りないところが沢山あるので知識をつけてちゃんとしたものが作っていけたりどんどん新しい技術を加えていきたいです。


卒業後の目標を教えてください

このまま好きなキャラクターを作り続けてそのキャラクターが沢山の人に好きになってもらえたら嬉しいです。そのためにSNSで発信したり沢山展示をしたりして大きくなって行けたらいいなと思っています。自分自身の目標はやりたいことは1人じゃ足りないくらい無限にあってそれが全てできるくらいには知識や力や影響力をつけられたらいいなと思っています。最終的には自分のお店兼アトリエを開くのが目標です。


進路選びをする高校生に向けてアドバイスを!

やりたいことや好きなことがあるならそれを突き詰めて、やり方も見せ方も自分のスタイルで頑張ってみてください!若いうちに沢山のものを吸収して影響を受けるのはとてもいいことだと思います。自分自身の人生だし選択肢は1つではないので他人に合わせる必要はないし意識を強く持っていってほしいです。応援しています!楽しい学生生活を送れることを願っています!


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