ACTIVITIES OF CURRENT STUDENTS & GRADUATES在校生・卒業生の活躍

謝 龍駿鋒
写真学科

写真を続ける。自分の作品が報われるように…

謝 龍駿鋒 さん
#在校生

写真作家コース

学年:2年生
出身高校:早稲田edu日本語学校

★学校生活についてお聞きします

学生生活でオススメの過ごし方は?

専門学校は大学と違い、写真に関わることだけを勉強するところです。 授業だけではダメだと思うんです。 写真には写真家それぞれの世界を見る視点が組み込まれていると感じています。学校の勉強以外でも、できるだけ他の人の作品を見たり、写真家のイベントや写真展に参加しましょう。


どんな勉強をして、何にチカラを入れていますか?

写真集を集めるのが好きで、他の写真家の作品を見るときは構図や色だけでなく、作品のコンセプトの観点からも見ていました。現代は撮影すること自体は簡単で、誰もが持っているスマホで高画質な写真を撮ることができます。 しかし、撮影後の編集は、撮影よりも重要です。 写真で一番大切なのは、記録だけでなく、表現力です。 撮影者の心の内が伝わってくる作品が写真と呼べるのだと思います。


お気に入りの授業は?理由もお願いします。

暗室の授業が好きです。フィルムの写真が好きなので、自分でフィルムを現像して、プリントして、作品作りをしています。それ以外に、自分の作品を先生に見せることができる授業がとても楽しいです。先生の意見を聞くことはとても重要です。昨年、作品の写真を編集する際、何度も自分で編集したのですが、あまり満足のいくものではありませんでした。 それを本山先生に見せたところ、「リズムを変えて、強すぎる写真を真ん中に置いたらどうか」と提案されました。 小さなポイントですが、とても勉強になりました。


卒業するまでに身につけておきたいことは何ですか?

卒業までには、写真集を出版したいと思っています。しかし、デザインすることがとても苦手なので、もう少し勉強していきたいと思っています。最近、自分の写真集のカバーデザインに取り組んでいるのですが、自分にはデザイン面で足りないところがたくさんあります。 グラフィックデザインのことなど、もっと勉強していきたいと思っています。


卒業後の目標を教えてください

私の目標はとてもシンプルで、卒業後も写真を続けて、毎年新しい作品を撮りたいということです。 最近、就職活動で先輩たちと話していると、「長い間、写真を撮っていない」というような話をよく聞きます。 入社後、仕事に費やす時間がどんどん増えていき、3年目の先輩は「転職して写真とは関係のない仕事に就きたい」とまで言っています。 彼のようになるのが怖くて、仕事の後に写真をやらなくなる、あるいは嫌になる。 だから、これからも数少ない自分の好きなものにこだわっていけたらいいなと思っています。後はフォトコンテストの入賞を期待しています。展示会を開くということは、簡単なことです。 自分の作品をより多くの人に見てもらうためには、コンテストで入賞するしかないので、ぜひ自分の作品が報われるようにしたいですね。


★高校時代のことについてお聞きします

専門学校に行こうと思ったキッカケは?

私は写真を勉強するために日本に来ました。 大学は芸術系ではないので、専門学校から入って写真を勉強したほうがいいと思いました。年齢のことも考えて、2年間で学べる専門学校を選びました。


学科・専攻・コースを選んだ理由は?

私は入学時、写真作家コースを選びました。 コースを担当してくれている有元先生は、TOTEM POLE PHOTO GALLERYという自主ギャラリーを運営しており、私はそれに興味を持ちました。写真展を見るのが好きで、有元さんに会うために彼のギャラリーに行ったことがあるのですが、後に彼が学校で教えていることを知りました。 だから、入学時から写真作家コースを選び、ギャラリー運営をもっと学びたいと考えていました。撮影の技術は時間をかければ上達しますが、写真について考えることは難しいです。


この学校を選んだ理由、決め手になったことは?

T3というアートイベントで東京ビジュアルアーツを知りました。 このようなイベントに参加するのはとても楽しいです。 だから、この学校にはこのような機会がたくさんあって、写真業界に触れることができるかもしれないと思ったんです。


CONTENT NAVIGATION

まずは…ACTION

東京ビジュアルアーツ・アカデミー 公式アカウント