ARTWORK GALLERY鵺-nouée

作品名 鵺-nouée
学科名 写真学科
作者 渡邊 シンティア 美加
プロフィール

フランス生まれ。
2023年に東京ビジュアルアーツ写真学科を卒業後、アシスタントフォトグラファーとして資生堂クリエイティブ株式会社に入社。
アイデンティティの探究とテクスチャースタイリングを軸に作品制作を行っている。

主な活動
2025年 個展『Péripéties』(東京・池袋サンシャインシティ)

2023年 最終制作『鵺 - nouée』
東京ビジュアルアーツ最終制作展(東京・GALLERY 2511)
TVA AWARD 2022 優秀賞受賞

ZINE『CLASSIFIED DOCUMENTS』
NICE to MEET book obscura 2022-23

2022年 『equal』
T3 Photo Festival STUDENT PROJECT 2022(東京・GRAN ROOF)

メッセージ
高校を卒業し、人種的に均質な環境に身を置くことで己が異質であると感じるようになりました。 自分が多数派に所属している意識とは裏腹に、「生まれつき」に興味を持たれる度に疎外感を覚えることが増えました。それは何度も家族構成について尋ねられたり、生活している環境における一般常識と呼ばれるものが抜けていたりしたことを自覚したためです。そんな中、自己認識と他己認識との隔たり、そしてその両者の共生と競合について深く考えるようになりました。
そこでセルフポートレートを通して自分を見つめ直し、アイデンティティの本質を探ろうと考えました。この手法がもたらす客観性によって、様々な視点から自身を捉えることができると思い至ったためです。 この作品は、被写体としての内面の表現、そして写真に写る社会的な要素の認識と探求をまとめたものです。
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まずは…ACTION

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